仮登録で先に診察する
初診の患者さんが来院したとき、患者登録が終わるまで診察を始められないと待たせてしまいます。 仮登録を使うと、患者情報がそろっていなくても先に診察を始められます。 患者情報は診察のあとで入力します。
こんなときに使います
- 初診の患者さんで、まだ患者登録ができていない
- 受付が混んでいて、登録を待っていると診察が始められない
- お名前の漢字が分からない、問診票がまだ手元にない
仮登録する
患者一覧の右上にある「仮登録」を押します。

| 入力欄 | 必須 | 補足 |
|---|---|---|
| 患者氏名 | 任意 | 分かれば入力します。空欄のままでも登録で きます |
ボタンは2つあります。
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| 作成のみ | 患者を作成して、患者一覧に留まります |
| 作成して診察を開始 | 患者を作成して、そのまま診察画面に移ります |
氏名が分からなければ空欄のまま登録してください。空欄のときは
仮患者 20260806-001(12:07) のような仮の名前が自動で付きます。
括弧の中は登録した時刻です。同じ日に何人も仮登録したときの見分けに使えます。
仮登録した患者の見分け方
仮登録した患者には、患者一覧・患者詳細・診察画面のいずれにも「仮」のバッジが付きます。

電子カルテIDは T20260806-001 のように T から始まる番号が自動で付きます。
通常の患者番号とは別の体系なので、院内の番号と混ざることはありません。
患者一覧では、仮登録の患者は通常の患者より後ろに並びます。 仮登録が増えても、一覧の先頭がすべて仮患者で埋まることはありません。
検索欄の下に「仮患者 ○件」と出ます。ここの「仮患者のみ」を入れると、 仮登録の患者だけを絞り込めます。画面を開き直すと通常の表示(全件)に戻ります。
診察画面でも、患者名の左に「仮」のバッジが出ます。 氏名を入力して仮登録した場合は名前だけでは見分けが付かないため、ここで確認できます。

仮登録した患者でできること
制限はありません。 通常の患者とまったく同じように使えます。
- 録音・文字起こし
- リアルタイム要約
- SOAP の生成、カルテの作成・保存・確定
- 診療補足情報(メモ・ファイル)の登録
- タグ付け、基礎情報の登録
診察のあとに本登録する
患者情報がそろったら、本登録して確定します。
- 患者詳細画面を開きます
- 「本登録する」を押します
- 氏名・フリガナ・生年月日・性別を入力します
- 「本登録する」を押します

| 入力欄 | 必須 | 補足 |
|---|---|---|
| 患者氏名 | 必須 | |
| フリガナ | 必須 | |
| 生年月日 | 必須 | |
| 性別 | 必須 | |
| 電子カルテID | 任意 | 未入力の場合は自動で採番されます |
本登録すると「仮」のバッジが消え、電子カルテIDが T から始まる番号から
通常の患者番号に切り替わります。診察の記録やカルテはそのまま引き継がれます。
カルテを確定するときにもご案内します
仮登録のままカルテを確定 しようとすると、確定の前にご案内が出ます。

確定を止めるものではありません。「あとで登録する」を選べばそのまま確定できます。 患者さんがお帰りになった後で情報を揃える場合は、先に確定してかまいません。
カルテに表示される患者名は、そのつど患者情報から取得しています。 そのため、仮登録のあいだに確定したカルテを後から開くと、 本登録した氏名で表示されます。カルテの本文(SOAP)は確定した時点のまま変わりません。
すでに登録済みの患者さんだった場合
仮登録した後で「この方はすでに登録がある」と分かることがあります。 その場合は統合して、仮登録した診察の記録を既存の患者にまとめます。
- 仮登録した患者の詳細画面を開きます
- 「既存患者へ統合」を押します
- 統合先の患者を、カルテID・氏名・フリガナで検索して選びます
- 確認画面の内容を確かめて「統合する」を押します

診察記録・カルテ・メモ・ファイル・タグ・基礎情報が統合先へ移り、 仮登録した患者は一覧から消えます。
本登録のときに他の患者が使っている電子カルテIDを入力した場合も、 その場で相手の氏名が表示され、「同一人物なので統合する」から同じ操作に進めます。

統合すると、仮登録した患者は一覧から見えなくなり、元に戻すことはできません。 統合先の患者を間違えると、 別の患者さんのカルテに診察記録が入ってしまいます。
確認画面に表示される統合先の氏名と電子カルテIDを必ず読んでから実行してください。
仮登録どうしを統合することはできません。 同じ患者さんを二重に仮登録してしまった場合は、 片方を本登録してから、もう片方をそちらへ統合してください。
仮登録した患者を消したいとき
誤って作成した仮登録は、患者詳細画面の削除から消せます。
通常の患者を削除できるのは医師と管理者だけですが、 仮登録した患者に限り看護師も削除できます。 受付でご自身が作成した誤登録を、その場で片付けられるようにしています。
すでにカルテを作成した患者は削除できません。 「患者はいないのにカルテだけ残っている」状態を作らないためです。
診察を始めただけ(カルテをまだ作っていない)であれば削除できます。 カルテまで作ってしまった場合は、削除せず本登録するか、 正しい患者へ統合してください。